true album akina 95 best -WORLD DISC-

中森明菜 true album akina 95 best -WORLD DISC-歌詞
1.ミ・アモーレ(renewal)

作詞:康珍化
作曲:松岡直也

あなたをさがしてのばした指先が
踊りの渦にまかれてく
人ごみに押されて
リオの街はカーニバル
銀の紙吹雪
黒いヒトミの踊り子
汗を飛びちらせ
きらめく羽根飾り
魔法にかかった異国の夜の街
心にジュモンを投げるの
ふたりはぐれた時 それがチャンスと

迷い 迷わされて カーニバル
夢ね 夢よだから 今夜は
誘い 誘われたら カーニバル
腕から腕の中 ゆられて
抱いて 抱かれるから カーニバル
キスは命の火よ
アモーレ

パレードの向こうにあなたを見つけたわ
夢からさめていくように
立ちつくす街角
空に割れて飛ぶ花火
サンバのリズムが
一千一秒 ときめきを
ムダにしないでって そう告げるの

踊り 踊らされて カーニバル
光の輪の中で あなたを
もとめ もとめられて カーニバル
この手につかまえて
アモーレ

迷い 迷わされて カーニバル
しっかり抱いていて 私を
誘い 誘われたら カーニバル
心がすり抜けて ゆくから
抱いて 抱かれるから カーニバル
キスは命の火よ
アモーレ……

アモーレ (Meu amor e…)
アモーレ (Meu amor e…)
アモーレ


2.ジプシー・クイーン(renewal)

作詞:松本一起
作曲:国安わたる

百二十五頁で 終わった二人
燃える愛の途中で Ah すべて

Wine色を染める 重い空に嘆(なげ)き
アスファルトのBedに ため息こぼれる
貴方の胸で やせた ランプ灯(とも)し
終わりのない運命 踊っていたけど

男と女は謎 貴方は別の
女(ひと)を愛し 私は Ah 一人

生まれる前の星座(くに)で あんなに愛し合って
ひとつの時代だけで 失った
振り向く私はもう 化石になってもいい
貴方と次の星座(ほし)で逢えるまで ジプシー・クイーン

夢みる女 一人眠る夜は
夢をさがす女が一人 目をさます

誰も見た事がない 時間(とき)にかくれて
愛は神のあやつる Ah 不思議

貴方との日々今は かくしてしまったから
以前(まえ)より悲しいけど 寒くない
タロット・カード捨てて 夜明けを重ねてゆく
貴方と次の星座(ほし)で逢えるまで ジプシー・クイーン

生まれる前の星座(くに)で あんなに愛し合って
ひとつの時代だけで 失った
振り向く私はもう 化石になってもいい
貴方と次の星座(ほし)で逢えるまで ジプシー・クイーン


3.原始、女は太陽だった

作詞:及川眠子
作曲:MASAKI

恋に落ちて 私は燃え尽きて
孤独という氷河をさまよった
不幸に愛された運命はまた
この心を手まねくけど

太陽が昇る 裸の胸に
いま哀しみさえ
生きる力に変えてく

誰・誰・誰・誰・誰も恨んでないわ
ねぇ誰・誰・誰・誰・誰か だから見つめて
揺るぎない私のすべてを

夢に迷い 心は血を流し
報われない想いにただれてた
朝をむかえるため 夜が在ること
教えたのは空と大地

原始に生まれた女のように
ただありのままに
愛をもとめてゆきたい

誰・誰・誰・誰・誰もなぐさめないで
ねぇ誰・誰・誰・誰・誰か だけど感じて
抱きしめた私のすべてを

闇が溶けてく 風がざわめく
弱ささえうけとめた私がいる

男に生まれてあなた 何がよかった
ねぇ女に生まれて私 きっとよかった

ああ 誰・誰・誰・誰・誰もなぐさめないで
ねぇ 誰・誰・誰・誰・誰か だけど感じて
抱きしめた私のすべてを
私のすべてを


4.TANGO NOIR (タンゴ ノアール)(renewal)

作詞:冬杜花代子
作曲:都志見隆

冷たい指で手首つかまれて
踏み出した黒い繻子(しゅす)の靴から
終わりの来ない夜 始まったの
Pas de deux noir(パ ドウ ドウ ノアール)

リズム切り裂いて ふるえる肩先
瞳(め)の中にかげろう 赤くゆれて

もうひき返せない
美しい悪魔に
魅入られて 愛して
いたぶられるままに

ふりむくだけであなた 罪なオトコ
命を燃やして踊れば Tango Tango

愛しただけでわたし 壊れてゆく
のけぞる胸元 くちづけられ
Tango Noir

ありったけのジェラシー浴びながら
わたしとびきりのレディに変わる
恋という戦い きらびやかに

Pas de deux noir (パ ドゥ ドゥ ノアール)

シルクのヒュスチェのウエストひき寄せ
ターンきめられたら 息も途切れ

ゆくとこまでゆくわ
美しい破滅に
魅入られて 愛して
流されてくままに

生きてるだけであなた 罪なオトコ
燃えつきたいから踊れば Tango Tango
愛しただけでわたし 壊れてゆく
逆らうことさえ 歓びなの
Tango Noir

もうひき返せない
美しい悪魔に
魅入られて 愛して
いたぶられるままに

ふりむくだけであなた 罪なオトコ
命を燃やして踊れば Tango Tango

愛しただけでわたし 壊れてゆく
のけぞる胸元 くちづけられ
Tango Noir


5.月華

作詞:松井五郎
作曲:梶原秀剛

夜の果て ただ逢いたかった
ひとりがつらくて きっと
ひとときの
慰めが欲しいのでしょう

唇は夕月になった
見つめられながら そっと
やさしさを
ただあげられたらいいのに

抱きしめて 夢を見せて
あなたの渇き 療すまで
花のない 女でなど
いたくない

抱きしめて 愛にふれて
名残り惜しさに 揺れるまで
幻で済ませるのも
覚悟して 眠るから

Ah 恋は
Ah どこへ

長い髪 乱すほど もっと
涙も忘れる きっと
永遠に
気づかない幸せもいい

抱きしめて 夢を見せて
爪のさきまで なにもかも
別れ際 想い出まで
隠すから

抱きしめて 愛にふれて
めまいのように 一度でも
傷ついて苦しむほど
愛しさが 深くなる

Ah ふたり
Ah どこへ

抱きしめて 夢を見せて
抱きしめて 愛にふれて
さみしさに 夢を見せて
ためいきで 愛にふれて

抱きしめて 夢を見せて
抱きしめて 愛にふれて
さみしさに 夢を見せて
ためいきで 愛にふれて


6.二人静 -「天河伝説殺人事件」より-(renewal)

作詞:松本隆
作曲:関口誠人

「きっと、愛しすぎたから…」

散り急ぐ花びらを時間(とき)の背中に
サヨナラと並べてる指がいじらしいね

殺(あや)めたいくらい愛しすぎたから…

添い寝して 永遠に抱いていてあげる
いい夢を見なさいな うたかたの夢を
夜桜がさわぐ

幸薄い蜉蝣(かげろう)の衣(きぬ)を脱ぐように
凛とした生き方の自分を見せたくて

焦がれそうなほど哀しすぎたから…

添い寝して 三日月を枕に眠れば
魂は蘇って火の鳥に変わる
天の川キラリ

殺(あや)めたいくらい愛しすぎたから…

添い寝して 運命に寄り添ってあげる
冷えきった掌(てのひら)を胸に押しあてて
あたためて

添い寝して 永遠に抱いていてあげる
いい夢を見なさいな うたかたの夢を
夜桜がさわぐ


7.Shangrila(previously unreleased,)

作詞:夏野芹子
作曲:岩崎文紀

青い空 眩しくて星が見えない。

すれ違う人 笑顔だから他人に見えない。

わたしはここにいる。

わたしになるために ここにいる。

あなたはどこにいる?

わたしはここにいる。

風が呼んでいる
光あふれだす
生まれおちた幸せが 朝もやに虹を描く

愛が教えてる
星がみつめてる
命が夢をみるから 明日がくるとこを
……never end
you are my love